サウナ室の上段から下りた瞬間、「いま、隣の人に汗が飛ばなかったか…?」と不安になったことはありませんか。この記事では、サウナマットの使い方と選び方を、岐阜の工場でサウナマットを作っている本人が解説します。「100均で代用できる?」という、売る側には都合の悪い質問にも正直に答えます。
📋 この記事の目次
サウナマットとは?何のために敷くのか
サウナマットは、サウナ室で座るときにお尻の下に敷く自分専用のマットです。施設の共用マットとは別に「マイマット」を持ち込むサウナーが増えています。役割は主に3つです。
- 衛生面:不特定多数が座った座面に、直接触れずに済む
- 熱さ対策:熱くなった座面と体の間に一枚はさめる
- マナー:自分の汗を座面に残さず、次の人が座りやすくなる
そしてもうひとつ。私たちが一番大事だと考えているのが「自分の汗を人に飛ばさない」という4つ目の役割です。これは記事の後半で。
なお、マイマットの持ち込み可否は施設ごとに違います。初めての施設では、館内表示か受付で確認してから使ってください。
サウナマットの使い方(敷き方・手入れ)
敷き方・座り方
座る場所に広げて、その上に座る。以上です。サウナマットによって上下がある場合もあります。強いて言えば、サウナ室を出るときにマットごと自分の汗を持って出るところまでがワンセット。座面に汗を残さないだけで、次に座る人の体験が変わります。
使用後の手入れ
一般的な防水素材のサウナマットは洗濯ができない場合が多いです。ただし、サウナすわっとの場合、洗濯ネットに入れて洗濯機で洗えます。乾燥機は使えません。
100均のサウナマットで代用できる?→ 正直、できる場面はあります
作っている側が言うのも変ですが、正直に答えます。100均の折りたたみマットは、「水を弾く・座り心地が良い・そのぶん嵩張る」タイプの市販サウナマットの代用には、なり得ると思っています。座面の熱さと衛生の対策という点では、役割を果たすからです。「まずは100均でいいや」という気持ちも、分からなくはありません。
ただし、水を弾くタイプには共通の弱点があります。汗を吸わないことです。
ここから少しだけ、サウナ好きの話をさせてください。上段に座っているとき、目の前の席がふっと空く瞬間があります。下までの「道」ができて、急に出やすくなる。本当はもう少し蒸されたいのに、「今なら誰にも触れずに下りられる」と、出やすさ重視で立ち上がってしまう。サウナーあるあるだと思います。
その一瞬の下山でも、吸われずに残った汗は飛びます。かかった側は当然嫌な気分になりますし、かけたかもしれない側も最悪な気分になります。そして一度これを意識すると、「自分もやってしまうかもしれない」という不安で、リラックスしに来たはずのサウナで落ち着かなくなるんです(経験者は語る)。
100均マットは、この問題までは解決してくれません。
私たちが「汗を吸うサウナマット」を作った理由
TAMAXの本業は肩パッドの製造です。岐阜の自社工場の設備と縫製技術で、サウナグッズを作っています。サウナマット「サウナすわっと」が生まれた理由は2つあります。
- 市販のサウナマットは分厚いものが多く、座り心地は良くても持ち運びに不便だったこと
- 施設によくあるビート板型や撥水タイプでは、さっきの「汗が飛び散る問題」が解決しなかったこと
だから、汗を「弾く」のではなく「吸う」マットを作りました。「コンパクトになる」「汗を吸う」の2点に全部を懸けた結果、厚みと座り心地は捨てました。
言い切ります。座り心地を求める方に、サウナすわっとシリーズはオススメしません(メーカーがこれを言うのか、という話ですが)。ただ、こうも思っています。サウナの中は、座り心地が良かろうが悪かろうが、気持ちいいことに変わりはない。それよりも、行き帰りの荷物の軽さと、サウナ室を出る瞬間の後ろめたさのなさ。マットが本当に働くべきなのは、そこだと考えています。
plusの商品ページにも書いていますが、ドイツには「自分の汗は持ち帰る」という考え方があるそうです。日本はそこまで厳しくありません。それでも、日頃ととのわせてもらっているサウナへの感謝も込めて、このマットを作りました。
サウナすわっとの選び方(標準とplusの違い)
TAMAXのサウナマットは2種類。違いは素材構成と耐久性です。
| サウナすわっと | サウナすわっと plus | |
|---|---|---|
| 価格(税込) | 1,100円 | 2,500円 |
| サイズ | 32×40cm | 32×40cm |
| 構造 | 吸水と水捌けのバランスを取った素材。座面からの水分はほぼ吸わない | 上面=吸水速乾素材/中綿=すわっとの素材/下面=撥水素材で座面の水分を遮断 |
| 耐久性 | 高くない(消耗品寄り) | 耐久性を高めた上位版 |
| カラー | ゴム紐3色ランダム | Black / Pink / Blue |
選び方はシンプルです。まず試すなら標準のすわっと、長く使うつもりならplus。どちらもゴム紐でまとめてコンパクトになります。
使ってくれている方からは「とにかくコンパクトになるのが良い」という声が多く、特に荷物の多い女性から好評です。「座り心地はどうでもいいから、荷物を減らせるのがいい」と。設計意図がそのまま伝わっていて、うれしい感想です。いっぽうで「汗を飛ばさない」効果に気づく人は、実はあまりいません。でも、それでいいと思っています。誰にも汗をかけていないという安心は、目立たないところでさりげなく効いているはずなので。
▶ サウナすわっと(1,100円・税込)を見る
▶ サウナすわっと plus(2,500円・税込)を見る
オリジナルプリントの1枚も作れます
サウナすわっとplusをベースに、オリジナルデザインをプリントしたサウナマットも1枚から作れます(オーダーメイドサウナマット・3,500円税込)。ここは100均には真似できない部分です。施設のロゴ入りや、サウナ仲間とお揃いの1枚といった使い方ができます。
まとめ
サウナマットは、衛生と熱さ対策の道具であると同時に、「自分の汗を誰にも飛ばさない」ためのマナー道具でもあります。100均で始めるのもアリです。ただ、荷物を軽くしたい人と、サウナ室を出る瞬間まで心置きなくいたい人には、汗を吸ってコンパクトにまとまるサウナすわっとを選択肢に入れてほしい。作った本人が、そのためだけに厚みを捨てた設計だからです。
なお、この記事はAIと一緒に書いていますが、汗の飛び散りに対する執念は100%人力です。


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